【更新日】2021年1月6日
![]() 河上神社天満宮 |
![]() 合格祈願祭1 |
![]() 合格祈願祭2 |
取材日:1月2日
放送日:1月5日更新分「すもとかわらばん」
1月2日、鮎原にある河上神社天満宮では、毎年恒例の合格祈願祭が開かれました。
「学問の神様」として知られる菅原道真を、島内で唯一、祀っている河上神社天満宮では、
受験が間近に迫った学生らの為に、毎年1月2日に合格祈願祭を行っています。
今年は、新型コロナウイルス感染症対策として参列者が集中しない様、神事を複数回開いたり
絵馬やお守の販売場所を増設したりするなど、密を避ける工夫がとられていました。
また、恒例となっている鮎原地区活性化委員会によるお粥も振る舞いも、今年は見送られることになりましたが、
祈願に訪れた受験生たちには、他の縁起物と一緒に合格祈願米が配られました。
この日午前10時から始まった神事では、高校や大学などの受験を控えた学生やその家族、
あわせて14組が参列しました。
この合格祈願祭、始まった時期は定かではありませんが1月2日に行われるようになる前は、
菅原道真の生まれた日と亡くなった日がどちらも25日である事にちなんで、
学校が夏休みとなる8月25日に、勧学祭と称して行っていたそうです。
祈願祭の最後には、河上神社天満宮 大木博已総代長が挨拶し
「道真公のご利益を信じ、自信をもって試験に臨んで下さい。」と受験生たちを激励しました。
神事を終えた参列者達は、早速「志望校に合格しますように」などと書いた絵馬を奉納したり
おみくじを引いて今年一年の運勢を占ったりしていました。
なお この日は、午前10時から午後4時にかけて6回の神事が行われ、
30人の受験生が道真公に合格を願いました。