【更新日】2021年2月13日
![]() 練り歩く様子 |
![]() 神事の様子 |
![]() 神楽 |
取材日:2月11日
放送日:2月12日更新分「すもとかわらばん」
2月11日、由良地区の伝統行事「ねり子祭り」の本宮が由良湊神社で行われました。
この日、正午過ぎには、晴れ着を身にまとった
数え年で3歳になる子供とその家族3組が神社にやってきました。
そして神事を前に、本殿の周りを3周練り歩きました。
例年の「ねり子祭り」では、由良地区の7つのだんじりが神社に集まり、
境内で威勢よく練り回す様子が見られますが、
今年は新型コロナウイルス感染防止のため行われず、
関係者以外は境内に入ることも出来ないようになっていました。
午後1時から本殿では神事が始まり、宮総代や町内会の役員、
厄年を迎えた人たちが、お払いを受けました。
毎年、この「ねり子祭り」の本宮では、
厄年を迎えた男衆が白装束に身を包み、
およそ700メートル先にある戎神社まで
神輿を担いで行きますが、今年は取りやめとなりました。
また、祭りの主役、子供を抱いた一行による練り歩きも行われず、
神事の中で宮川 新子 宮司から御払いを受けた後、
ねり子に鈴を授ける形がとられました。
なお、ねり子祭りと並ぶ由良地区の伝統行事で、
疫病を退け健康を祈る祭りとして行われる「夏越し祭り」。
由良湊神社では、新型コロナウイルス感染拡大の状況を見ながら
7月末に出来る限り実施したい、としています。