【更新日】2021年2月20日
![]() 訓練の様子 |
![]() 訓練の様子 |
![]() 訓練の様子 |
取材日:2月19日
放送日:2月19日更新分「すもとかわらばん」
2月19日、淡路広域消防事務組合洲本消防署が、
山岳救助を想定した訓練を
中川原町市原にある土取場で行いました。
この日の訓練では、登山中の人が滑落。
高さおよそ80メートの崖の途中で動けなくなり
一緒に登山をしていた人から
洲本消防署に救助の要請があったという想定で行われました。
4人の隊員が救助に向かい、
10分ほどで崖の上に到着。
通報してきた人から滑落した人の情報や
崖の状況などを確認した後、
ロープを使って崖を降りて行きました。
洲本消防署では、実際の救助現場を体験することで、
安全管理や救助活動スキルの向上を図ろうと
毎年この時期に山岳救助訓練を行っています。
昨年3月には、空と陸との連携を深めることを目的に
兵庫県消防防災航空隊と連携した訓練を実施しています。
訓練開始からおよそ1時間20分、
担架に救助者を乗せ崖の上に引き上げました。
崖の上には安全に通れる道が無いため
担架に救助者を乗せて下山すると時間がかかる事から、
引き上げた場所よりも傾斜がゆるやかな所から
ロープを使って崖の下まで搬送しました。
この山岳救助訓練、洲本消防署によると、
今年度中に今回と同じ場所で後1回実施する他、
鮎屋川ダム付近でも2回行う予定になっています。