【更新日】2023年3月10日
![]() 演奏会の様子 |
![]() 演奏会の様子 |
![]() 演奏会の様子 |
撮影日:3月5日
放送日:3月9日更新分「すもとかわらばん」
邦楽の愛好家でつくる淡路三曲会の演奏会が、
3月5日、市民交流センター ビバホールで開かれました。
この演奏会は、会員達の日頃の練習や活動の成果を披露するとともに、
多くの人達に伝統芸能を親しんでもらおうと、淡路三曲会が毎年この時期に開いています。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった今回は、
30歳代から70歳代までの人たち26人が出演し、伝統の音色を奏でました。
この淡路三曲会、
長年伝わる日本の芸能を受け継ぎ、さらに発展させることを目的に活動を続けていて、
現在は、会員らが島内各地で開く筝や尺八の教室9つが加盟しています。
会の名称にも使われている「三曲」とは、
筝、三味線のことを指す三弦、尺八の3種類の楽器を使って演奏することを指します。
この日の演奏でも、箏・三弦・尺八といった楽器に加え、
普通のものよりも弦の数が多く、低音域を担当する筝・十七弦を含む組み合わせがあった他、
語りや唄を取り入れたものもありました。
また今回は、「同門の仲間」を意味する「社中」ごとを中心に、
全部で10の演目が披露されましたが、
少なくて2人、多くなると9人という編成になっていました。
来年で結成40周年を迎える淡路三曲会では、
今後もこの演奏会を続けていくことで、会員同士が交流を深め、
日本の伝統楽器を次の世代へ継承してもらえれば、としています。