世界を舞台に活躍した一流のスポーツ選手らから
直接指導を受けられることが魅力のこのイベント、
１７日には、午前中に剣道、午後からは柔道の２つの教室が開かれました。

剣道教室で子ども達を指導したのは、
元全日本王者で、世界選手権団体などでも優勝経験のある木和田 大起さんです。

この日は、小学２年生から中学２年生までの３５人が参加し、
竹刀を振る時に意識するポイントなどを教わりました。

また、木和田さんに直接稽古をつけてもらう時間も設けられました。

続いて、午後から行われた柔道教室では、
柔道全日本男子代表の軽量級ヘッドコーチを務める
古根川 実さんが指導役を務め、
下は年中組の園児から上は高校生まで、あわせておよそ４０人が参加しました。

古根川さんは、
打ち込み練習をする時に心掛けて欲しいことや、
背負い投げのコツについてアドバイスしました。

また、東京オリンピックでコーチを務めた際、
出場選手がどのような気持ちで試合に臨んでいたのかも話しました。

アスリートネットワークｉｎすもと実行委員会が
２０１０年から開いているこのイベント、
新型コロナウイルスの影響を受け、
オンラインや規模を縮小した開催が続いていましたが、
今回、４年ぶりに従来通りの本格的な形で行われました。

翌１８日には、洲本子育て学習センター・五色すこやか子育てセンターと
淡路島を拠点に活動しているサッカークラブ
ＦＣ.ＡＷＪとの交流会が開かれました。

この日は、０歳から３歳までの子どもとその保護者
５０組あわせておよそ１５０人が参加しました。

一方ＦＣ.ＡＷＪからは、
岩脇力哉選手、宮村緯選手、小川雄世選手、佐藤凌選手、馬場悠選手、
宮本耀飛選手、鳥飼椋平選手が指導役を務めたほか、
阪南大学の学生１０人も参加し一緒に体を動かしました。

交流会では、ＦＣ．ＡＷＪの選手たちと一緒になって、
大玉ころがしや障害物競走、玉入れを楽しんだほか、
スポーツ玉入れ「アジャタ」も体験しました。

ＦＣ．ＡＷＪでは、スポーツの楽しさや面白さを知ってもらおうと、
子ども向けの運動教室も開催していて、
昨年の６月と１０月には洲本子育て学習センターとの交流会を開いています。

なお、「キッズドリーム スポーツチャレンジ ｉｎ すもと」を主催した
アスリートネットワークｉｎすもと実行委員会では、
２月２６日に大野小学校と鮎原小学校で
「夢授業・すもとっ子走育プロジェクト」を実施する予定です。