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お知らせ

洲本内町地域歴史的町並み調査報告会

【更新日】2024年2月23日


報告会の様子

宇高教授

座談会

取材日:2月18日
放送日:2月22日更新分「すもとかわらばん」

2月18日、歴史的な建造物の名残りが多く残る内町地域の
町並み調査に関する報告会が洲本商工会議所で開かれました。

この日は、今回調査を行った兵庫県立大学の宇高雄志教授が、
歴史的な視点を交えながら、その特徴について報告しました。

この調査は、
洲本の中心市街地にあたる内町と外町の住民らで作る
洲本市まちなか再生協議会が、
街並みの実情を把握し今後の活性化に繋げようと取り組んでいたものです。

宇高教授は、建築士らと協力しながら、
2022年には外町地域を、2023年には内町地域を対象に、
建物の外観部分からの観察や航空写真を使って、
また、所有者の許可を得られた家屋については、
内部に入り調査を行ってきました。

その結果、
昨年、内町地域にある147の古民家や空き家などを対象に行った調査では、
保存状態の良いまま残る江戸時代の豪商の建物や、紡績工場の社宅、
細部にまでこだわりが見える昭和初期の商家跡など、
洲本の歴史が見て取れる特徴的な建築物が目を引いた、と報告しました。

報告に続いて、宇高教授、
洲本市まちなか再生協議会の坂本昌文会長、
内町連合町内会の豊島あゆみ会長が、調査結果を踏まえ、
歴史的建造物を街づくりにどのように活かすかという話し合いをしました。

この中では、
耐震性や相続人の問題もあり、歴史的建造物の維持も簡単ではない実情、
中心市街地に人を呼び込むために必要な町並み・景観形成に向けた展開、
街づくりの合意形成に向けた情報発信などが話し合われました。

洲本市まちなか再生協議会では、これまでの建物の調査に続いて、
今後は、中心市街地のまちづくりに対し、
市民がどのような意見を持っているのかを把握する取り組みを行ってきたいとしています。

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