【更新日】2024年3月4日
ひな人形 |
弓道 |
お茶席 |
取材日:3月3日
放送日:3月4日更新分「すもとかわらばん」
日本の伝統文化を体験してもらおうという催し、芸術文化創造事業「五感 -ひな祭り‐」が
3月3日、旧益習館庭園で開催されました。
この日は、はじめに淡路島弓道会による演武が披露されました。
益習館は、江戸時代に弓の練習場としても利用されていたこともあり、
訪れた人達に武士の時代に思いを馳せてもらおうと、
今回、およそ150年ぶりに庭園での演武が行われました。
演武が終わると、実際に弓で的を射る弓道体験コーナーも開かれました。
続いて、書院では煎茶教室に通う生徒達によるお茶席が全部で6回にわたって開かれました。
「見る・聞く・匂う・味わう・触る」という五感を活かして、
伝統文化に触れ楽しんでもらおうという洲本市教育委員会によるこの芸術文化創造事業、
一昨年に開かれた七夕祭り、昨年3月のひな祭りに続き、今回が3回目となりました。
そして今回もひな祭りの開催ということで、お茶席が行われた書院には、
市内の旧家にあった戦前のものと思われる雛人形が展示されていました。
また、子ども達にはひな祭りにちなみ金平糖が振舞われました。
なお、洲本市教育委員会によると、この日の催しには600人を超える人達が訪れたということで、
来年以降もこの「五感 -ひな祭り‐」を継続して開催していきたいとしています。