この日は、洲本市・淡路市・南あわじ市の関係者や、
淡路島で活動している交通安全協会の代表者など
およそ４０人が参列し、島内での無事故を祈りました。

祈願祭の後には、島内３つの警察署に所属している白バイ隊員と
兵庫県警察本部の交通機動隊を先頭に、
交通安全を呼びかけるパレードを行いました。

一方、洲本市民広場では、
洲本交通安全協会の会員や洲本警察署の署員らが集まり、
セレモニーが開かれました。

洲本警察署によると、今年１月から２月までに
洲本市内で発生した人身事故の件数は１９件あり、
前の年の同じ時期と比べると２件少なくなっていますが、
淡路島全体では、昨年より１２件多い
６５件の事故が発生しています。

４月６日から１５日までの１０日間に渡って実施される
「春の全国交通安全運動」。

今回の運動では、安全運転の意識を高めてもらうことはもちろん、
子供を交通事故から守るための環境の確保、
ドライバーに対する歩行者優先意識の徹底、
自転車や電動キックボードに乗る時の
ヘルメット着用の呼びかけなどを重点目標としています。

なお、洲本警察署では、４月１５日までの運動期間中、
高齢者を対象とした交通安全教室や
ショッピングセンターなどで事故防止を呼び掛ける
啓発活動を予定しています。