このイベントは、川沿いに飾った鯉のぼりや提灯とともに、
桜や菜の花といった春の景色を楽しんでもらおうと、
堺活性化委員会が毎年この時期に開催しているものです。

これまでは、堺川沿いにあるみたから公園周辺のみを会場にしていましたが、
今年は、近くにある寺院「三宝院」と、小学校近くにある「片山牧場」を加え、
３カ所でイベントを開催することになりました。

メイン会場となった「みたから公園」では杵と臼を使った昔ながらの餅つき体験や
つきたてのお餅を入れたぜんざいの振舞いの他、地元野菜の直売が行われていました。

また、堺でとれたお米を使ったおにぎりの販売を始め、石焼き芋やたこ焼き、から揚げのお店もあり、
会場に訪れた人たちは食べ歩きを楽しんでいました。

この他、多肉植物の寄せ植えやオリジナルトートバッグ作り、ネイル体験のコーナーも設けられ、人気を博していました。

公園のそばを流れる堺川沿いには、満開の桜とともに、２３匹の鯉のぼりと
堺地区の子供の名前を書いた提灯およそ１００個が吊るされていて、
記念写真を撮る人たちの姿も多く見られました。

一方、片山牧場会場では家庭にある不要品を持ち込むと、物々交換できるようになっていた他、
革トレイやキーホルダーづくり、着物の着付け体験が行われていました。

今年の春らんまんフェスタＩＮ堺、およそ５００人が足を運んだということです。