【更新日】2024年4月13日
会場の様子 |
会場の様子 |
家元の作品 |
取材日:4月6日
放送日:4月12日更新分「すもとかわらばん」
4月6日と7日の2日間、
未生流(庵家)淡路支部による「いけばな展」が
洲本市文化体育館で開かれました。
会場では、未生流(庵家)淡路支部の支部員、
およそ40人による作品65点が展示されていました。
未生流(庵家)は
今から、およそ200年前の江戸時代後期にはじまった
いけばなの流派で、
伝統に培われた細かな部分にまでこだわった美しさが特徴とされています。
13年ぶりの開催となった今回のいけばな展、
日本の伝統的な美と華やぎをテーマに
前日の4月5日に、支部員たちの手によって活けられました。
会場では、桜や梅、桃、カキツバタといった花や木を材料に、
日本の伝統的で華やかな美を活かしたものから
現代風のアレンジを加えたものまで、
多彩な作品が会場を彩っていました。
また、未生流(庵家)家本 佐伯一甫さんのいけ花も展示され、
会場に花を添えていました。
この他、会場では子供たちに日本の伝統を伝えることで、
教育や日本文化の継承・発展に役立てようと開かれている
「伝統文化こどもいけばな教室」に通う
18人の作品も展示されていました。
会場には、
流派に関係なく生け花の愛好家や
いけばなに興味のある人、
支部員から指導を受けている人たちが次々と訪れ、
華道談義に花を咲かせていました。