この日は、淡路信用金庫の新人研修の一環として、
１日付で採用された職員１９人が参加しました。

この日は、「街の活性化と地域創生」をテーマに、
市街地にある「旧カネボウ洲本工場のレンガ造りの建造物」と
大学生の滞在拠点に使われている古民家「よりまち荘」を、
劇的に楽しく活用するアイデア作りに挑戦しました。

淡路島クエストカレッジは、
地域社会の課題解決や自分の可能性を広げたいと考える若者や社会人に対して、
それらを実践できる場所を提供しようと、
島内での事業創出の支援などに取り組む団体「淡路島ゼロイチコンソーシアム」が中心となり、
昨年４月に開校しました。

この日の午前中、参加者たちは４つのグループに分かれて、
市街地や商店街・観光名所などに出向き、住民・商店主・観光客から、
「地域が抱える課題」や「活気を取り戻すためのアイデア」などついて聞いて回りました。

そして午後からは、自らの足で集めた情報を基に、
街の活性化に繋がる事業計画について話し合いました。

話し合いを終えると意見をまとめ、
淡路信用金庫の先輩職員や淡路島ゼロイチコンソーシアムのメンバーらの前で、
グループごとの事業計画を発表しました。

その中では、
洲本市出身のゲームデザイナー・堀井雄二さんが手掛けた人気ゲームの世界観をイメージしたイベントの企画、
古民家を観光案内所として活用する案などが出されていました。

淡路島クエストカレッジでは、６月に大学生を対象に、
海ごみの研究としたテーマとしたプログラムを実施する予定になっています。