この研修会は、社会人として、
また、公務員としての基礎的な知識を身につけてもらおうと、
淡路広域行政事務組合が、採用された市職員らに対して、毎年開いています。

今回は、令和６年度付で採用された
洲本市１５人・南あわじ市１１人・淡路市１９人・淡路広域水道企業団１人の
あわせて４６人の職員が参加していました。

研修２日目となった１７日の講座では、５・６人ごとに分かれて、
淡路島の自慢や未来に残したいところ、課題・問題点について話し合った後、
それぞれのグループで意見発表を行いました。

続いて、明石市のＮＰＯ法人ママの働き方応援隊の協力で、
赤ちゃんと母親が講師役となった講座が行われました。

この講座、日本では出生数が過去最少を更新し続け、
淡路島でも少子化による地域力の低下が懸念される中、
赤ちゃんと実際に触れあい、育児体験を聞くことで、
地域づくりを担う公務員として少子化について考えてもらおうと、
今年度初めて行われました。

この中で、参加者達は、
生後５カ月から３歳までの子ども達と触れ合った後、
ママさんから子育ての楽しさや苦労、一日のスケジュールといったことを聞きました。

また、ママさんの話を聞きながら、
「子育てで、どんな施策や支援があれば良いと思いますか」といった問い掛けもしていました。

なお、洲本市では、
市独自の新任職員研修も実施していて、
６月初旬には公共施設の見学などを予定しています。