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お知らせ

歴史講座「洲本城石垣の築城変遷」

【更新日】2024年5月25日


講座の様子

金田館長

講座の様子2

取材日:5月18日
放送日:5月24日更新分「すもとかわらばん」

現在、淡路文化史料館で開催されている企画展
「史跡洲本城跡調査成果速報展2024」の関連イベントとして、
5月18日、歴史講座が開かれました。

この日の講座では、淡路文化史料館の金田匡史館長が、
昨年度、洲本城跡の搦手口西側の石垣解体工事に伴う発掘調査で、
新たに発見されたこと・分かったことについて話をしました。

今回の調査では、
石垣の背面部分から土塀の土台となる石塁が発見され、
さらに、その中から多量の瓦が出土しました。

金田さんは、これらの発見により、
洲本城の石垣が築かれた時期について、分かった部分も多く、
さらに今年度、予定されている調査で、
残された疑問の答えが出る可能性がある
と話しました。

さらに、見つかった瓦の中には、
織田信長の命を受け、
羽柴秀吉が淡路攻めを行った年にあたる
「天正9年」と書かれた文字瓦もあり、
洲本城の歴史を知る上で、特に重要な資料となる、と話しました。

また、脇坂氏が統治していた時代に
天守閣があったという資料は発見されていないものの、
本丸天守台のすぐ下にある場所から瓦が出土したことで、
天守が建っていた可能性が極めて高くなった、とも説明しました。

今回の講座の中で触れられていた調査結果や
出土した瓦などを紹介した淡路文化史料館企画展
「史跡洲本城跡調査成果速報展2024」は、
6月30日まで開催されています。

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