【更新日】2024年6月13日
会場の様子 |
会場の様子 |
会場の様子 |
取材日:6月 8日
放送日:6月12日更新分「すもとかわらばん」
6月8日から10日までの3日間、
洲本市文化体育館で日本画の作品展が開かれました。
この作品展は、
淡路市在住の日本画家・富山早苗さんが講師を務める
2つの日本画教室の生徒達で作る
「爽美会」というグループが開きました。
今回で30回目を迎えた この日本画の作品展、
会員同士の親睦を深める場とするとともに、
より多くの人達に作品を見てもらおうと
毎年、この時期に開いています。
会場には、日本画特有の岩絵の具といわれる
砂のようにざらついた絵の具を使ったものなど、
24人の会員と講師の富山(とみやま)さんによる作品、
あわせて49点が展示されていました。
会員達にとっては
自身の成長を確認する意味もあるこの作品展、
今回のために作品づくりに打ち込んできたという事で
なかには一年近くかけて描きあげたというものもありました
また、大きさは、縦およそ1メートル、
横およそ80センチもあるものから、
色紙サイズのものまで様々で、テーマも自由、
さらにキャリアも40年以上描き続けている人から
始めて1年程度という人までいて、
多彩な日本画が展示されていました。
また出展していた会員の中には、
生け花教室を開いている人達もいて、
日本画だけではなく生け花の作品も飾られていました。
個性あふれる作品が多く、
それぞれの成長を感じ取ったという講師の富山さん
「柔らかくあたたか味のある日本画の良さを知り
少しでも興味を持ってもらえれば」
と話していました。