まず、対局開始を前に開会式が行われ、
この大会を主催した洲本市囲碁同好会の
望月廣三代表が挨拶しました。

市内在住の囲碁愛好家２８人が参加したこの日は、
過去の大会の成績をもとに
Ａ・Ｂ２つのクラスに分けて行われました。

また、一人あたり４局戦うことになっていましたが、
最初の組み合わせは抽選で決め
２回戦以降は、勝者同士・敗者同士で対局するようになっていました。

今回で１５回目となったこの大会は、
旧洲本市と旧五色町の合併を機に発足した
洲本市囲碁同好会が、２００６年から毎年続けて開いてきました。

しかし、２０１９年に第１４回大会を開いて以降は、
新型コロナ感染症の流行のため、開催を断念し続けていて、
今回、５年振りの復活となりました。

久しぶりの開催ということで、
対局前は穏やかに談笑していた参加者たちも、
いざ始まると真剣勝負ということで、会場の空気も一変。
張り詰めた雰囲気の中、
碁盤を見つめながら次の一手を考えこむ姿が見られました。

主催した「洲本市囲碁同好会」によると、
今回の参加者の年齢が６０歳代から９０歳代と、
高齢化が一番の悩みということで、
少しでも若い世代の人達に囲碁の魅力を知ってもらいたいとしています。