【更新日】2024年7月10日
船上でタコを捕獲 |
タコつぼ |
素手でタコを捕まえる |
取材日:7月3日
放送日:7月9日更新分「すもとかわらばん」
洲本第一小学校の児童達が、環境体験学習としてタコつぼ漁を体験しました。
7月3日、3年生の児童11人が、
洲本炬口漁業協同組合の組合員が操船する漁船に乗り込み、
炬口漁港近くの海に仕掛けていた壺を引き上げる体験をしました。
仕掛けがあるポイントに着くと、
組合員がロープを手繰り寄せ、壺を引き上げていきました。
そして、壺の中からタコが姿を現すたびに、
船上では大きな歓声が上がっていました。
児童達が体験した漁法は、物陰に潜むタコの習性を利用し、
海底に沈めた壺の中に入り込んだところを捕獲するというもので、
洲本炬口漁協では6月から8月にかけて最盛期を迎えます。
今回、仕掛けられていた素焼きの壺には、児童達が絵を描いていて、
この日のおよそ2週間前から海に沈められていました。
そして、この日は、
回収したおよそ20個の蛸壺から7匹のマダコを獲ることができました。
船から戻ると、一人ひとり水槽に入ったタコを持ち上げて、
その感触を確かめたり、ポーズを決めたりしていました。
また、漁協の人がタコを締める様子も見学しましたが、
中には率先してチャレンジする児童もいました。
この日捕まえたタコは、児童たちが持ち帰り、
それぞれタコ焼きや酢の物にして、旬の味覚を楽しんだということです。