この講座は、淡路島の自然や歴史・文化を学んでもらい、
地域の活性化を図るとともに、淡路を担う人づくりにつなげようと
淡路島くにうみ協会が毎年５回から６回程度開催しています。

この日は、
神戸北野ホテル総支配人で総料理長を務める山口浩さんを講師として招き、
「ひょうご五国の食文化 〜淡路島の食材の魅力〜」と題した講演が行われました。

初めに山口さんは、
料理人として自身が培った経験や知識を基に
「人はどのようにして美味しいと感じるのか」ということを様々な角度から説明しました。

山口さんは、２０２５年大阪・関西万博にあわせ、
兵庫県の取り組みを広く発信する役割を担う
「フィールドパビリオンアンバサダー」に就任していて、
訪日外国人観光客・インバウンドの重要性なども解説しました。

また、淡路島は、歴史的・文化的にみても優れた材料が揃っていると話しました。

なお、今年度２回目になる次回の淡路島くにうみ講座は、
９月２日に予定されていて、厳島神社の浦上雅史宮司を講師に迎え、
「万葉歌に詠まれた御食国 淡路」という内容で講演が行われます。