五色図書館では、訪れた人たちに、本だけでなく、
地元の人たちが手掛けた芸術作品も鑑賞してもらおうと
毎月、さまざまなジャンルの展示会を企画しています。

図書館の入り口すぐにある壁面には、
市内４つの保育園・保育所に通う
年長組の園児たちによる絵画作品
あわせて２９点が展示されています。

都志保育園の園児たちの作品は
「ざりがに」が描かれた絵です。

また、鳥飼保育園は
「保育園の近くで見つけた『あかてがに』」、
堺保育園は「きゅうり」
安乎保育所は「動物園での楽しかった思い出」を題材に、
それぞれ絵を描いています。

一方、図書館の中央に位置するブラウジングコーナーには、
五色町堺出身で日本折紙学会に所属している
天野秀昭さんによる折り紙作品が展示されています。

趣味のひとつとして、
作品作りに取り組んでいる天野さんですが、
堺小学校の４年生の時の担任だったという
五色図書館の木田 留美館長の薦めもあって、
今回初めて作品を展示することになりました。

会場には、犬や猫、海の生き物、昆虫のほか、
ドラゴンやフェニックスといった架空の生物などを
題材にした作品
あわせておよそ１２０点が並んでいました。

作品は、全てはさみは使わず、
紙を折るという工程だけで作り上げられていて、
制作期間も、７・８時間ほどで完成するものもあれば、
数週間かかるものなど様々だということです。

今回紹介した五色図書館の２つの作品展示、
７月３０日(火)まで見ることができます。