【更新日】2024年8月1日
トンネルの作り方を学ぶ |
工事中の潮トンネル |
現地説明 |
取材日:7月31日
放送日:7月31日更新分「すもとかわらばん」
現在工事が進められている炬口・宇山間を結ぶトンネル「潮トンネル」の見学会が、
7月31日、夏休み中の児童を対象に行われました。
2部制で行われたこの日、午前の部には島内の小学生とその保護者合わせて20人が参加し、
見学を前に淡路県民局でトンネルの作り方などの話を聞きました。
続いて参加者は、実際に宇山側のトンネル工事現場に行き建設業者から説明を受けました。
「完成前のトンネル内を探検しよう!」と題したこの見学会は、
淡路青少年本部が2023年から実施している取り組み「小学生体験学習事業」として行われました。
昨年は、諭鶴羽ダムの水をせき止める構造物、「提体」の中を見学したこの体験学習は、
普段は入れないところに行き、見学することで夏休みの思い出づくりやふるさと淡路島の良さを
知ってもらうことを目的としています。
今年は、工事中のトンネルに対する関心の高さから、全4回の見学会で80人の定員に対し、
およそ400組もの応募がありました。
今回見学した島内最長の「潮トンネル」は、2020年1月に炬口側から掘削が始まり、
7月31日現在、延長963mのうちおよそ82%・787mの工事が完了しています。
現地の見学のあと、再び県民局に戻り、質疑応答の時間が設けられました。
そして、児童達からは「トンネル工事で大変なことは何ですか?」
といった質問が投げかけられていました。
なお、今回の見学会を企画した淡路青少年本部では、
来年も子供たちに喜んでもらえるような内容でこういった体験学習を実施したい考えです。