この日の締結式では、
兵庫県司法書士会の野上英則会長と、
洲本市の上崎勝規市長・南あわじ市の守本憲弘市長・
淡路市の門康彦市長が協定書にサインをしました。

今回交わした協定は、大規模な災害が発生した時に、
市が司法書士の派遣を要請することができるというもので、
派遣された司法書士は、
住民の不安を解消し、日常生活を少しでも早く取り戻せるように、
相続登記などの相談を無料で引き受けて支援します。

兵庫県司法書士会では、阪神淡路大震災をきっかけに、
災害が発生した地域で、
司法書士の専門性を活かした無料の相談支援を行っていて、
今年１月の能登半島地震でも、
被災地に週に１度、相談員を派遣しています。

また、兵庫県司法書士会では、
令和４年１０月に、今回と同じ協定を兵庫県と結んでいますが、
より迅速な対応ができるように、
県下に４１ある市・町とも協定の締結を進めているところです。

なお、兵庫県司法書士会と協定を結んだ市・町は
島内３市が加わったことで、全部で２０となり、
８月には、芦屋市とも協定を結ぶ予定にしています。