【更新日】2024年8月17日
いどうこんちゅうかんの様子 |
いどうこんちゅうかんの様子 |
ヘラクレスオオカブト |
取材日:8月16日
放送日:8月16日更新分「すもとかわらばん」
色々な昆虫を手に取って間近で観察することができる「いどうこんちゅうかん」というイベントが、
8月16日から3日間、洲本中央公民館で開催されています。
初日となった16日には、
洲本市内で捕まえた身近なものから外国に生息する珍しいものまで、
昆虫を中心におよそ30種類が用意され、
子供達が直に触れ合えるようになっていました。
この「いどうこんちゅうかん」は、
兵庫県佐用町にある佐用町昆虫館を管理する
「NPO法人こどもむしの会」が実施しているもので、
2022年の島内初開催に続いて3年目となりました。
もともとは、佐用町昆虫館が、
2009年の台風で被害を受け休館した期間中、
地元の保育園や児童館を訪問したのがきっかけで始まりましたが、
人気のイベントとなり、現在では県内はもちろん、
東北から九州まで、全国各地で開催しています。
このイベントでは、
一度に入場できる定員を25人程度までに限定し、
1時間の入れ替え制、1日4回に分けて実施する予定でしたが、
3日間、すべての時間帯で定員を超える申し込みがありました。
そのため、急遽、各回の定員を40人に増やして行われることになりました。
今回も兵庫県立「人と自然の博物館」の研究員や
ボランティアとして参加した小中学生の「キッズスタッフ」らが指導役をつとめ、
触り方を教えたり、質問に答えたりしていました。
また、生きた虫を触るのが苦手な子供でも楽しめるようにと
昆虫の標本を見ながら塗り絵が出来るコーナーも用意されていました。
子どもの健全育成を目的とした
「すもとっ子MANABIプロジェクト」の一環として、開催されたこの「いどうこんちゅうかん」。
洲本市教育委員会では、毎回非常に好評ということで、今後も継続していきたいとしています。