この大会は、
日頃感じていることや考えていることなどを発表することで、
子供たちに社会での役割や責任を自覚してもらおうと、
淡路青少年本部を中心とした実行委員会が、
毎年、開いているものです。

今年は、４月から６月にかけて作品を募集したところ、
小学４年生以上を対象とした「小学生高学年の部」に１８点、
「中学生の部」には２０５点の作品が集まりました。

そして、
それぞれの部門の事前審査を通過した合計１２人のうち、
欠席と事前に撮影した映像での参加を除く１０人が、
家族の話や将来の夢などをテーマに、壇上でスピーチを行いました。

「小学生高学年の部」では、５人の児童がスピーチを行い、
このうち、志知小学校６年生 木曽優菜さんの
「淡路島の魅力」について考えた作品が最優秀賞を受賞しました。

一方、「中学生の部」では、５人の生徒が壇上にあがり、
人間関係や日常生活で感じていることなどを発表しました。

「中学生の部」で最優秀賞に輝いたのは、
耳に障害のある東浦中学校３年生の津坂盤さんが発表した作品で、
「聴覚障害を個性のひとつとして受け入れて生きている」という
内容でした。


なお 今回、中学生の部 最優秀賞に選ばれた津坂さんは、
９月２８日に兵庫県民会館で開かれる
「少年の主張兵庫県大会」の出場者として推薦される予定です。