【更新日】2024年8月31日
点検の様子 |
点検の様子 |
点検の様子 |
取材日:8月29日
放送日:8月30日更新分「すもとかわらばん」
このほど子供たちの交通安全確保のため通学路の点検が行われました。
8月29日に行われた都志小学校区では、4か所を点検しました。
このうち、県道福良江井岩屋線にある通学路では、
交通量が多く、横断する時に危険が伴うということで、
現場の状況を確認しながら対策できることについて意見を出し合いました。
この通学路の点検は、下校中の児童や生徒が死傷する事故が
全国で相次いで発生していたことから、
2012年に洲本市教育委員会が実施したのが始まりです。
その後、兵庫県や洲本市といった道路管理者、
警察、保護者、地域の人達らでつくる「通学路安全推進協議会」を立ち上げ、
市内13の小学校を2つのグループに分けて、
交互に、通学路にある危険個所の点検を毎年この時期に実施しています。
今年は、8月23日に堺・広石・中川原・大野小学校区で、
29日には、都志の他、洲本第一・洲本第三小学校区で実施しました。
洲本第一小学校では、学校前の街路樹が大きくなりすぎたため、
歩道にゆがみが出て歩きにくくなっている場所など、2か所を確認しました。
今回点検した危険箇所は、
「横断歩道を白と緑の2色にして目立つようにする」
「道路標識をドライバーから見やすくなるように移動する」
といった対策が検討されることになっています。
また、それぞれの学校では、点検結果や対策内容をまとめ、
児童や保護者に対して危険箇所を周知し、
改めて交通安全の指導を徹底することにしています。