【更新日】2024年9月10日
会場の洲本川 |
大会の様子 |
大会の様子 |
取材日:9月8日
放送日:9月9日更新分「すもとかわらばん」
2023年に以前の「ボート」から名称が変わった
「ローイング」を楽しむ大会が、
9月8日、洲本川を舞台に開かれました。
「洲本川レガッタ」と銘打ち行われたこの大会は、
平成16年・2004年の台風23号で決壊した
洲本川水系の改修工事完了をきっかけに
競技の面白さを広めていこうと、
市内3つの高校のボート部出身者などで作る実行委員会が
平成23年・2011年から毎年開催しています。
当初は9月1日に開催する予定でしたが、
台風10号接近の影響もあって、1週間延期しての開催となりました。
14回目を迎えた今年の大会には、
洲本高校・洲本実業高校・蒼開高校の現役ボート部員はもちろん
各学校のOBやOG、現在も競技を続ける人たちなど
全種目合わせて58組およそ250人が出場しました。
コースは、洲本川河口にかかる洲浜橋付近をスタートし、
上流側の洲本橋(すもとばし)の手前をゴールとする
直線300mまたは400mとなっていました。
そして、1人乗りのシングルスカルや2人乗りのダブルスカル、
舵取り役の声に合わせて4人で漕ぐ
「舵手付きクオドルプル」や「ナックルフォア」など
5種目21レースが実施されました。
例年、出場者の多くは、高校や大学でローイング競技を経験していたり、
卒業後も競技を続けていたりする人がほとんどですが、
今回は、野球やテニスなど普段は違うスポーツをしている学生、
同期との結束を深めるために挑戦したという社会人1年目のチームなど
競技経験がない人たちも目立ち、
大会に出場していた58組は、過去最多の数となっていました。