【更新日】2024年9月19日
授業の様子 |
今回のテーマ |
有年弁護士 |
取材日:9月13日
放送日:9月18日更新分「すもとかわらばん」
法律やSNSの使い方について弁護士から学ぶ授業が、9月13日、洲浜中学校で行われました。
授業を受けたのは1年生58人で、
明石市で法律事務所を開設している弁護士・有年麻美さんが講師に招かれました。
有年さんは、
弁護士の仕事や裁判の仕組みなどの説明に続いて、
中学生が巻き込まれやすいオンライントラブルについて、
実際に起こった事件を例に挙げ、クイズを交えながら話を進めました。
この中では、
回転ずしチェーン店でのいたずらをSNSにあげ、
多額の賠償請求された高校生、
SNSに写真を出したことでストーカーに自宅を特定され危険な目に遭ったアイドル、
グループチャットで友人の悪口を書き込んだ結果、
友人が不登校になりいじめと認定された中学生といったトラブルが紹介しました。
そして、注意することや対処法についても説明しました。
有年さんの説明に続いて質問コーナーも設けられ、
「弁護士になるために中学生のうちにやっておいた方がいいこと」や
「SNSで炎上した人が顔を隠しているのにすぐに特定されるのは何故?」
といった疑問が投げかけられていました。
洲浜中学校では、SNSの活用方法について、
全校集会や保護者を交えた面談など、様々な場面で生徒たちに話をしているそうですが、
今回、弁護士から具体的な話を聞いたことで、
「便利さの反面、恐ろしさも潜んでいるのを実感できたのではないか」としています。