この日は、３年生と５年生の児童２０人が、
小学校の近くにある粟井信年さんが所有する田んぼで
鎌を使った稲刈りに挑戦しました。

児童達は、粟井さんから鎌の使い方について教わった後、
黄金色に色づいた１．５アールほどの広さがある田んぼに入り、
稲刈りを始めました。

この鳥飼小学校の稲刈り体験、
３年生は、総合学習として学んでいる環境体験の一環として、
また５年生は、社会科の授業で日本の農業について学んでいることから
毎年、この時期に実施しています。

今回刈り取った稲は、６月１９日に、この日、参加した児童達が
自らの手で植えたもので、
その後は、田んぼを所有する粟井さんが世話をしてきました。

５年生の児童たちは、２年前にも体験していたこともあって、
鎌の扱いも危なげなく、
３年生たちに稲の持ち方や力の入れ方などを教えながら
手際よく稲を刈り取っていました。

なお、刈り取った稲は、１週間ほど乾燥させたのち、
粟井さんが脱穀・精米することになっていて、
児童達はそのお米を使って調理実習を行い、
おにぎりにして、味を確かめるということです。