【更新日】2024年10月5日
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授業の様子2 |
授業の様子3 |
取材日:10月3日
放送日:10月4日更新分「すもとかわらばん」
様々な職種の職人からものづくりについて学ぶ「ものづくり実演&体験教室」と題した授業が
10月3日、洲本第二小学校で開かれました。
この日は、寝具製作や広告美術など4つの職種の職人12人が指導役となり、
5年生と6年生あわせて41人にものづくりの魅力を伝えました。
兵庫県表具内装組合連合会のメンバーから指導を受けた児童たちは、
和紙やのりを使った「ミニ屏風」作りを体験していました。
兵庫県広告美術技能士会が講師となった教室では、
児童たちが、自由にデザインした粘着シートを貼りつけてオリジナルの傘を作る体験をしました。
この「ものづくり実演&体験教室」は、
専門技術者の育成などを行っている「兵庫県職業能力開発協会」が、
子どもたちに、ものづくりの楽しさや技能の素晴らしさを実感してもらおうと、
平成25年・2013年から県内各地の小学校を対象に実施しています。
一方、座布団の作り方を教えたのは兵庫県寝具技能士会です。
教室では、児童たちが綿入れを体験した後、針の持ち方や縫い方を教わりながら、
生地を縫いあわせ、座布団を形作っていきました。
兵庫県室内装飾事業協同組合技能士会のメンバーは壁紙の貼り方などを実演した他、
小物入れにフィルムを貼る技術を教えました。
およそ2時間30分にわたる教室が終わると、児童全員が集まり、
職種ごとに 完成した作品を見せながら体験した感想を発表しました。
そして最後に座布団、傘、ミニ屏風作りに参加した児童達が
校長と教頭に完成した作品をプレゼントしました。
なお、この「ものづくり実演&体験教室」、
洲本市内では来年1月に広石小学校でも開かれるということです。