【更新日】2024年10月11日
ポンプ車と積載車 |
座学 |
実技講習 |
取材日:10月6日
放送日:10月10日更新分「すもとかわらばん」
10月6日、洲本市消防団が、
ポンプ車などの消防車両の運転に関する講習を実施しました。
兵庫県洲本自動車教習所で行われたこの日の講習には、
洲本市消防団の納鮎屋分団と安乎分団の団員
およそ10人が参加しました。
まず、活動時に使用する消防車両と大きさが近い
中型貨物車両を例にしたビデオを観て、
普通車に比べ多い死角や右折時の巻き込みの危険性など、
運転時の注意点や安全運転のコツを学びました。
続いて実技講習となり、
団員たちはポンプ車や積載車に乗り込み、
教習所のコースを実際に運転しました。
そして、助手席に乗せた教習所の教官のアドバイスを受けながら、
コース内にあるS字カーブを走行したり、
縦列駐車や方向変換を行ったりしました。
普通免許で運転できる車の総重量は、
2007年6月以降の免許取得者は5トン未満に、
2017年3月以降では3.5トン未満と変わり、
5トン前後ある洲本市消防団配備のポンプ車を運転するには、
準中型免許が必要になってきます。
このため、今後、若い団員が増えてくると
これらを運転できない場合もあり、
洲本市では、
消防団員による準中型免許取得費を支援する取り組みを、
今年度から始めています。
安全な運転方法の習得、運転技術の向上を目的に、
初めて行われた今回の講習、
洲本市消防団では、今後2年間かけて、
市内16ある全ての分団が受講するよう計画しています。
なお、洲本市消防団による消防自動車運転講習、
今月20日には、大野分団・鮎原分団を対象に、
実施することになっています。