【更新日】2024年10月18日
会場の様子 |
落語を楽しむ様子 |
天神亭志ん香さん |
取材日:10月14日
放送日:10月17日更新分「すもとかわらばん」
上灘地区にある相川町内会の住民らが集まって、
町の歴史を学んだり、古典落語を楽しんだりしたという話題です。
10月14日、洲本市役所上灘出張所に
相川町内会の住民ら10数人が集まりました。
この日ははじめに、
淡路文化史料館の館長・金田匡史さんから
相川地区の歴史について話を聞きました。
長年、相川地区では、
地区にある住吉神社に食べ物を持ち寄り、
結婚した人や子供が産まれた家庭を祝うお祭りを、
旧暦の9月9日「菊の節句」に合わせて
10月上旬に開いていました。
しかし、過疎化が進み、
残る住民も高齢者が多くを占め、
神社へ足を運ぶことが困難になってきたことから、
20年以上休止となっていました。
そんな状況の中、町内会では、伝統を絶やさず、
相川地区に縁のある人たちに足を運んでもらう
きっかけ作りにしようと、
昨年、再開することを決めました。
そして会場も、より集まりやすい上灘出張所に変更し、
内容も、食事や余興を楽しむものにしました。
この日は、町の歴史を学んだほか、
アマチチュア落語家として淡路島を中心に活動している
かなり家虎キチさんと天神亭志ん香さんによる
古典落語や腹話術などを楽しみました。
相川町内会では、
「今後も、伝統を守りながら、
少しでも町の活性化に繋がる取組みをしていきたい」としています。