【更新日】2024年10月19日
すり身作りの様子 |
竹輪作りの様子 |
作った竹輪を食べる児童達 |
取材日:10月17日
放送日:10月18日更新分「すもとかわらばん」
10月17日、広石小学校の4年生から6年生までの児童
あわせて25人が竹輪作りを体験しました。
この日は、豊岡市で練り物の製造・販売を行う
二方蒲鉾株式会社の佐野宏信さんと、
兵庫県学校給食・食育支援センターの職員2人が、
広石小学校を訪れ、
初めに、竹輪が出来るまでの工程を説明しました。
続いて、佐野さんが捌いたツバスの身を、
ミートチョッパーと呼ばれる機械でミンチ状にし、
すり鉢とすりこぎを使って「すり身」を作りました。
その後、児童達は、
竹の棒にすり身を巻き付けて竹輪の形に整えていきました。
兵庫県学校給食・食育支援センターでは、
魚やお米、大豆など兵庫県産の食材を用いて、
見る・触れる・体験する・食べるなどを実感する出前講座を、
県内の学校給食関係機関や団体と連携して実施しています。
この竹輪作り体験は、
竹輪や蒲鉾に加工される魚の種類や、
加工食品の生産・流通について学び、
製造に関わる人達や食への感謝の心を育んでもらおうと、
広石小学校では、今回が初めての実施となりました。
この日は、電動回転式ちくわ焼き機を使って、
焼き上げましたが、
出来上がるまでの間、児童達は
佐野さんが調理した魚のつみれを試食し、
素材の味を確かめていました。
そして、竹輪が完成すると、
それぞれの出来具合を見比べながら、
味はもちろん、香りや食感も楽しみました。