【更新日】2024年10月22日
鳥飼八幡宮 |
だんじりの宮入 |
総練り |
取材日:10月21日
放送日:10月21日更新分「すもとかわらばん」
10月20日、地域の安全や豊漁、豊作などを祈願する
鳥飼八幡宮の秋祭りの本宮が行われました。
この日の午前11時頃、
地元の小学5・6年生たちによる子供神輿と、
白装束に身を包んだ厄年の男衆らが担ぐ神輿が神社を出発しました。
続いて、濱組・北組の舟だんじりが
拝殿前に整列し「舟唄」を奉納しました、
そして、2台の舟だんじりが境内から参道へと繋がる石段を豪快に降りると、
続いて3台の布団だんじりも神社を後にして、それぞれ鳥飼漁港近くのお旅所を目指しました。
お旅所の恵比寿神社では神事が行われた後、鳥飼漁港に移動し、
厄年の男集が神輿とともに海に入って健康や豊漁などを祈願しました。
午後6時からは、この祭りの見せ場のひとつ、
壇尻の宮入が、濱組の舟だんじりを先頭に始まりました。
濱組、北組の舟だんじりが宮入すると、
それぞれ拝殿前で「舟唄」を奉納しました。
そして、全てのだんじりが宮入を済ませると、
人を乗せた大太鼓と一緒に各地区の祭礼団員が、
一斉に拝殿を目指して乗り込んでくる「総練り」が行われました。
大太鼓の総練りが終わると、
今年刈り取られたワラで作られた大綱が拝殿前に運ばれ、
浜と岡に分かれて綱引きが行われました。
今年の綱引き、勝てば豊漁とされる浜に対し、
勝てば豊作になるといわれる岡が勝利を収めました。