【更新日】2024年10月25日
授業の様子 |
町歩きの様子 |
担架づくりの様子 |
取材日:10月24日
放送日:10月24日更新分「すもとかわらばん」
10月24日、地域の防災について学ぶ授業が由良小学校で開かれ、
4年生の児童12人が参加しました。
この日は、東日本大震災 発生当時の映像を見た後、
地域防災のリーダー的な役割を担う防災士の集まり
兵庫県防災士会のメンバーから、地震や津波、災害に対する備えについて話を聞きました。
毎年、由良小学校では、もしもの時に備える意識を高めようと、
自分達の住む町を歩き、地域の人達と触れ合いながら行う防災教育に取り組んでいて、
今年は4年生が、社会科の授業の中で防災について学んでいます。
防災士の話しに続いて、洲本市消防防災課の職員が、
どこでどんな災害が起こるか予測し示した地図、
ハザードマップの使い方について説明しました。
その後、学校周辺を調べるため町に出た児童たちは、
地元の消防団員から通りなれた道路にある消火栓について教わった他、
消火の時に使うホースを持ち上げる体験をしました。
海に面する由良地区では、南海トラフ地震が発生した場合、
56分後に最大で2.85mの津波が押し寄せると予想されていて、
由良小学校では、近くにある保育所と合同で避難訓練を実施するなど
普段から防災教育に力を注いでいます。
およそ1時間30分かけて町内を歩いた児童達、
学校に戻ると、竹と毛布を使った担架づくりにも挑戦しました。
今後、児童たちは、今回学んだ内容をまとめ、
子どもたちの視点からみた防災マップづくりに取り組むことになっていて、
11月16日に行われる創立150周年記念式典にあわせ、
校舎の玄関付近に貼り出す予定にしています。