【更新日】2024年11月2日
9月定例会最終日本会議 |
福本議長から上崎市長へ |
調査報告書 |
取材日:10月31日・11月1日
放送日:11月1日更新分「すもとかわらばん」
10月31日、洲本市議会9月定例会の6日目が開かれました。
この日は、いわゆる「ふるさと納税問題」をめぐり設置されていた、
2つの「百条委員会」からの報告が行われました。
まず、元市職員の不適切な事務処理等に関する調査特別委員会は
昨年10月に設置され、関係者から証言を求めたり、
資料の提出を請求したりして調査を進め、
12の項目からなる報告書をまとめました。
淡路島第一次産業振興公社の事務処理等に関する調査特別委員会は、
今年3月から調査を行っていて、こちらも12項目からなる報告書を作成しました。
この日は、報告書の説明に続いて採決が行われ、いずれも賛成多数で可決されました。
洲本市議会9月定例会は、この日で閉会となりましたが、
翌11月1日には、採択された調査報告書が上崎勝規市長に手渡されました。
この調査報告書によると、
元市職員の不適切な事務処理等に関するものでは、
温泉利用券に関する公文書の作成が虚偽有印公文書作成罪などあたるとして、
関係者を刑事告訴するよう求めています。
お節料理に関しても、ずさんな計画・管理により生じた損害賠償を、
また、市発行の商品券を使用してパソコンを購入した件では、
業務上横領として元課長に対し告訴するよう、それぞれ要望しています。
淡路島第一次産業振興公社の事務処理等に関する報告では、
調査に必要として請求していた記録が、期限内に提出されなかったことから、
規定に基づき議会から告発するよう求めていて、
これは議員提出議案として、31日の本会議で可決されています。