制作したのは、洲本実業高校３年生の男子生徒４人です。

１０月、生徒達が考えた構成をもとに洲本警察署の署員を違反者役に見立て
淡陽自動車教習所のコースを使って撮影を行いました。

１１月１日からの改正道路交通法で注目されているのが
自転車を運転しながら、携帯電話を手にもって通話したり画面を注視したりする
「ながら運転」や、「酒気帯び運転」に対する罰則の強化です。

今回の改正について、
学生らに対する効果的な啓発方法が無いか考えていた洲本警察署では、
高校生による動画コンテスト「Youtube甲子園」で入賞したこともある
洲本実業高校地域商業科に、動画の制作を依頼することになりました。

退屈な内容にならないようにとニュース番組風の要素やクイズも取り入れ
その様子は、淡路島テレビジョンのスタジオを使って撮影しました。

その後は、本格的な動画編集ソフトを駆使しながら
急ピッチで編集作業を進めました。

そして、制作期間一か月足らずで完成した動画は、
１１月１日からの公開を前に洲本警察署の八木大樹署長らを招いて
お披露目されました。

改正道路交通法を広く知ってもらおうというこの動画の長さは３分３７秒。
洲本実業高校の公式YouTubeチャンネルから視聴することができます。

なお、洲本警察署では完成した動画を、
交通安全教室などでも活用していきたいとしています。