【更新日】2024年11月19日
記念撮影の様子 |
式典の様子 |
藤堂裕さんの特別授業 |
取材日:11月16日
放送日:11月18日更新分「すもとかわらばん」
11月16日、由良小学校の創立150周年を記念した式典が開かれました。
会場となった体育館には、全校児童62人と教職員、
歴代の校長や卒業生、在校生の保護者らが出席しました。
式では、昨年度のPTA会長で
この式典の委員長を務めた豊田章裕さんが挨拶したほか、
上崎勝規市長らがお祝いの言葉を贈りました。
続いて、
由良小学校の150年間の歴史を振り返る
スライドショーが上映されました。
由良小学校は、
明治7年・1874年に津名郡由良町立進修小学校として開校。
その後、学校名を由良尋常小学校に改めた後、
昭和30年・1955年の町村合併により現在の名前になりました。
今から66年前の昭和33年には、
1400人を超える児童が在籍していた由良小学校ですが、
過疎化や少子化などの影響を受け、児童の数は年々減少傾向。
平成26年に初めて100人を切って以降は、
2桁台で推移しています。
式典が終わった後は、
在校生全員が参加する特別授業が行われ、
由良小学校の卒業生で漫画家の藤堂裕さんが講師を務めました。
この特別授業、
「扉ページ」と呼ばれる漫画本の1ページ目を作る内容となっていて、
藤堂さんは、
読者に興味をもってもらえるような絵の配置や言葉の選び方を
ホワイトボードに描きながら、児童たちに説明しました。
そして、藤堂さんの話を聞いた児童たちは、
プロの漫画家やイラストレーターが実際に使っている紙に、
スポーツや動物などをテーマにした漫画を描いていきました。
なお、由良小学校では、
創立150周年の記念誌を作成することにしていて、
今年度中の完成を予定しています。