旧洲本市、旧五色町とＣＡＴＶを整備していましたが、施設の仕様に格差がありました。

したがって放送チャンネルの統一ができない、全世帯への一斉告知ができない、旧市町間での有線電話の利用ができない等の問題があり、新洲本市として平等なサービス提供を行うことができませんでした。

　 また、両施設とも整備から年数が経っており、地上デジタル放送に完全には対応できていませんでした。

これらの問題を解決するために、新しい施設を整備することになりました。

次の３つの点を主な整備方針としています。

（１）洲本市全域で平等な情報提供サービスを行う

洲本市全域で全ての住民が同じ料金で同じサービスを受けることができるようにします。

（２）デジタル放送への対応

2011年（平成23年）7月24日に、アナログ放送は終了し、地上デジタル放送に完全に移行することになっています。地上デジタル放送に対応した施設の整備を行います。

（３）高速通信に対応できる設備

高速・大容量のブロードバンドサービスを提供できるようにします。

洲本市では、全ての家庭まで光ファイバーを直接引き込むＦＴＴＨ方式により整備します。
（FTTHとは、Fiber To The Homeの略）

ＦＴＴＨ（光ファイバー）は、大容量、軽量で、雷に強く、同軸ケーブルに比べ、耐用年数が非常に長いので長期的にみた場合、コストが安くなるなど、利点が多く、現在の技術主流となっています。

【五色地域】

平成19年度から20年度の2ヵ年で施設改修を完了しました。

【洲本地域】

洲本地域では、平成21年度から平成23年度までの3ヵ年での改修を予定しています。詳しくは下図をご覧下さい。

各家庭での工事内容は、光ファイバーの引込工事と宅内工事が必要となります。

（引込工事）

既にケーブルテレビにご加入いただいている各世帯への引込工事については、基本使用料に滞納が無い世帯で、あらかじめ市で設定する期限までに継続加入に同意される方は、引込工事費の個人負担は不要です。新規加入の方は、規定の料金をいただきます。

（宅内工事）

宅内工事費は、それぞれのお宅の広さや住宅の状況により異なります。なお、宅内工事はお客様が指定した宅内工事業者が見積を行います。詳しくは、宅内工事業者にご相談ください。
※五色地区宅内工事費実績　平均約30,000円　（約3,500世帯）

ＡＴＶ宅内工事協力会に登録のある宅内工事業者の中から、ご希望業者を指定していただきます。

宅内工事を行うにはＦＴＴＨ施設に関する知識が必要です。
ＦＴＴＨ施設に関する講習を受講したＡＴＶ宅内工事協力会員が宅内工事を行います。

ホームターミナルはアナログ放送専用ですので、地上デジタル放送は視聴できません。

宅内工事完了と同時に、視聴できなくなるため、自動解約となります。

また、有料チャンネルの視聴に必要なホームターミナルも同じく自動解約とさせて頂きます。

ただし、WOWOWをご覧頂いている方については、解約もしくは、デジタルでのWOWOW視聴の移行の手続きを行って頂く必要があります。

なお、有料チャンネル・ホームターミナルをご利用頂いている方の中で、年払い・半年払い・３ヶ月払いにされている方は、返金させて頂く場合もありますので、詳しくは淡路島テレビジョンまでお問合せください。

視聴することができるのは、BSデジタル放送の「デジタルWOWOW」と110°CSデジタル放送の「スカパーe2」となります。

BSデジタル、110°CSデジタルのチューナーを内蔵しているテレビや録画機などがあれば、特別に専用のアンテナを設置しなくても、視聴することが可能です。

ただし、宅内設備が対応している必要があります。

（※有料放送の「スカパー！e２」、「WOWOW」などは別途契約が必要）

お客様がWOWOWと契約して頂く必要があります。

直接、WOWOWカスタマーセンター（0120-800-912）に連絡し、手続きをしてください。

契約の手続きをして頂く必要があります。

契約を希望する方は、申込書を郵送しますので、淡路島テレビジョンまでご連絡ください。